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2020年11月16日 9時30分 - コメントは受け付けていません。

今回は、電池交換を行うと、10個に1個は見る電池の液漏れについて

話していきたいと思います。

 

時計が止まってそのまま長時間放置してしまうと、

かなりの確率で電池が液漏れを起こしています。


画像:液漏れしている電池


画像:ムーブ漏液

 


これを電池の漏液と言うのですが、白い粉を吹き、

歯車に入りこめば、時計は止まり、電子回路、時計全体を駄目にしていきます。

 

とてもやっかいな現象です。

 

ですが、漏液とは、電池を安全に使用する為の、

大切な仕組みにもなっていたのです。

 

電池の過放電(電池残量が0%になるまで使い切り、放電してしまうこと)状態が続くと

電池内にガスが充満し、電池が破裂する危険があります。

そうならないために、電池の安全弁が開き、ガスがぬける仕組みとなっております。

その時、中の液体も、一緒に流れ出てしまい漏液となります。

 

たまに、パンパンに膨れた電池を見ることがありますが、

ガスが溜まっていっている状態だと思うと怖くなります。

 

時計修理からみると、とてもやっかいな症状ですが、

時計を守ってくれている仕組みとも言えます。

 

漏液を防止する方法は、

電池が切れた時計を、長時間放置しない事と、

長時間使用しないなら、電池だけ外してもらい、使用する時に入れてもらう事で

防げるかもしれません。

 

使わないと、止まっている事も忘れがちですが、

眠っている時計がありましたら、一度見てもらうのも良いのではないでしょうか。




本日のひと:寺名(サービスステーション / 日髙本店プロショップ 勤務)

時計修理士2級

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お問合せは日髙本店プロショップまで。

TEL 0985-26-1102

mail h-info@hidakahonten.jp  

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