日髙本店 南九州最大級の高級腕時計・ジュエリー正規販売店

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スイス旅行記〜 Watches&Wonders Geneva2024 〜

「Watches&Wonders Geneva2024」に参加するために

4月8日~13日の弾丸スケジュールでスイス・ジュネーブに行って参りました。

(今回の旅行記、レポーターは桑村が務めます!)

ウォッチズ&ワンダースとは?時計業界最大級の新作見本市で、

新作はもちろん、トレンドや、ブランドの勢いなどを

実際に知ることができるイベントです。

今年は4月9日から16日までの会期です。

会期前半は招待された業界関係者のみ入場可能で、

日髙本店からは毎年社長はじめ数名が参加しています。

今回は去年と同じメンバーで社長に同行しました。

4月8日早朝の飛行機でまずは羽田に向けて出発。

フランクフルトでトランジット、その後ジュネーブ行きに乗り継ぐ便です。

昨年ロストバゲッジで大変な目にあったため、学習しました。

機内持ち込みに1日分の着替え・化粧品を入れて、

ビジネスにも使えるジャケットを着ていく私。

ジュネーブの天気予報を調べて、コートはいらないと判断。

もし寒いときはヒートテックで凌ぐ作戦です。

(のちにエアリズムだったことが判明笑)

羽田に着いたらすぐに、

いろんな方から「地震大丈夫ですか?!」とのメッセージが。

なんと宮崎で震度5と一瞬青ざめましたが、

日髙本店あたりは震度3、

震度5の県南地方も特に被害はない模様でひとあんしん。

国内線からバスに乗り国際線出発ロビーまで約5分ほど移動し

(羽田出発でありがたや)2時間後の出発までに搭乗手続き、

両替などをしていると、中の免税店を見るほどの時間の余裕はありません。

搭乗口に行くとこんなに乗るの?!というぐらいたくさんの人で、満席とのこと。

明らかに私たちと同じ業界っぽい人もたくさんいました。

さてさてルフトハンザ航空さん、今年は荷物をよろしくお願いします・・

満席です!

乗ってしばらくすると機内食の案内が。

私も清水さんも、そして隣のドイツ人夫婦もカツ丼。

見栄えはよろしくないけれど、お味は悪くないです。

機内Wi-Fiは有料で使えます。フルで使えるプランは約5000円ほど。

約14時間のフライト、寝たり起きたり、ネットサーフィンをしたり、

映画を見たり・・さすがに熟睡は出来ませんが、あまり気にしない。

到着は夜だし、寝不足でもすぐ寝れますからね。

まずはフランクフルトに到着。

昨年はここでストの影響をもろに受けて、搭乗口と出発時間が何度も変更になり、

挙句の果てには荷物がなくなったという・・・

入国審査は「目的は?最終目的地は?いつまで?」など、

全然笑わないドイツ人の入国審査官に聞かれ、つたない英語で答えてOK。

ジュネーブ行きの搭乗口まで意外と遠く、バタバタと移動。

途中こんな大きな広告が。

なんと安易な・・昔でいう侍とちょんまげみたいな?

なんだかお腹がすいてきましたが、サラダひとつ1,500円UP。

ちょっと躊躇してしまい我慢。

ヨーロッパに行くとなんだか自分が発展途上国から来た気分になるのです・・

とにかく物価が高く感じます。

スイスエアーに乗り込みいざジュネーブへ!!

22時半にはホテルに着くはず・・でした。

定刻に乗客乗員みんな機内に乗り込んだのですが、いっこうに飛行機が出る気配なし。

だんだん暑くなってくる機内で体の大きなヨーロッパの人たちもじーっと待っています。

どうもトランジットの人を待っていたようです。

結局間に合わず、1時間遅れで離陸しました。

今度こそ、ジュネーブへ!

荷物が出てくるか、心配でたまらない清水さんと私。

なかなか出てこず、ちょっとドキドキしてしましましたが、無事にゲット。

ホッとする清水さん。

結局、日付が変わっていました。

社長と清水さんと私、大きな荷物を持って3人で路線バスに揺られ15分ほどかけて移動。

ホテルに到着したのは0時半ごろ、自宅を出て約24時間後でした。

それから荷物の整理、シャワーをして寝たのは2時半ぐらい。

旅のお供のアロマオイルをハンカチに少し垂らしておやすみなさい。

明朝9時にいよいよ会場へ!

まずホテルで朝食をいただいてから。

パンとチーズが美味しい!さすがハイジの国です。

社長とはホテルが別なので、現地集合です。

会場まではシャトルバスも運行しています。(無料)

街中いたるところに「Watches&Wonders Geneva2024」の広告が。

清水さんと二人でバス停を探してうろうろしていると、

駅前でダミアーニの日本法人の沖社長と、弊社担当の小林さんにばったり!

三日後にアポイントはあるのですが、

日本から遠いジュネーブの中心地で点で出会ったことに縁を感じました。

さあいよいよ会場着です!社長とも無事に会えました。

初日は少しお天気が悪く、雨が降っていました。

セキュリティチェックは当然厳しい。

会場はいろんな見本市が開催される超巨大な建物です。

その中に各ブランドが、まるでブティック・・

いやそれ以上のブースを作りこんでいます。

六日間の開催のために、仮設とはとても思えない規模です。

個室があったり、3階まで階段があったり、巨大な展示物があったり。

日髙本店は3日間で11件のアポイントがあり、どこも真剣勝負です。

それにしてもうちの社長の時計の知識はオタクレベル・・・

メーカーさんもたじたじになる時があります。

もちろん私たちも大変勉強になります!

合間に会場での昼食。

こちら、支払はいりません。

カリフォルニアロールを頼んでいる人がいますね、

どこまでも米を欲する人がいるのです(笑)

アポイントまで時間があった二日目は早起きをして、

一人で旧市街まで歩いてきました。

ホテルから片道徒歩20分。

透明なレマン湖を渡ります。

4月ですが山の上には雪が残っているのがわかりますか?

この日も朝は寒く、圧縮して持って行ったダウンジャケットが役に立ちました。

橋には何本もの「Watches&Wonders Geneva2024」のフラッグが。

可愛い街並み。

この両岸には名だたる時計ブランドのビルが並んでいます。

私は日本でも寺社仏閣巡りが好きなのですが、海外でも教会にお邪魔します。

静謐な時間に心が洗われますね。(撮影OKです)

世界どこを旅しても中華料理店を見つけることは難しくありません。

ここスイスもしかり。

しかし当たりはずれはありますよ・・

中国の方がちゃんと経営しているかどうかが見極めのポイントのようです。

メニューも携帯電話で瞬時に翻訳してくれる、なんて便利な世の中になったのでしょうね。

その国の会話本を片手に旅行をしていたのは遠い昔のことですな・・。

でも、量まではわからない!

多過ぎて困惑。

三日目の夜は社長がお取引先様とのディナーに招待されているため、

この日は清水さんと二人で夕食。

社長がいないと心細い二人です。

でも、せっかくだからと旧市街の超人気店「Café du Centre」に突撃してきました。

なんと昨年は2時間待ちと言われ、

今回も前日に行こうとして1時間待ちと言われ諦めたお店。

ダメもとで、予約なしで訪問してみたらなんと二人なら大丈夫!と席を案内されたのです。

奇跡的に!

みんなが注文している海鮮盛り(合ってる?!)を私たちも。

21時ごろも満席で大変な賑わいです。

ディナー営業は19時半スタートのレストランも多いようです。

4月ですが19時半はまだまだ空は明るいのです。

夜がゆっくり始まる感じがします。

会期中は街中いたるところで小さなイベントが開催されています。

世界中から時計業界に携わる人がやってくるのですね。

この二人の背中に必死についていく私です。

これから続々と新作が入荷してきます。

乞うご期待!

さて清水さんと私はすべてのスケジュールを終え、帰路に。

社長はもう一つアポイントがあり別便です。

これまで大したトラブルもなく、良かった!と話していたところでした。

ここまでは。

7時にホテルを出て9時15分発の飛行機でフランクフルト乗り継ぎ、

翌日昼までには宮崎に着く予定でした。

この後どうなるかまだ知らない笑顔。

それがなんと9時15分発の予定が10時40分になり、

そのため12時10分発の羽田行きに乗れなくなってしまったのです!

しかも1分前に締め切ったとのこと。

OMG!

振替便への手続き、ドイツ人相手にできるかしら‥と青ざめていたころ、

同じ便にシチズンさん達がいて、とりあえず一緒に行動させてもらうことに。

さらに不幸中の幸い、同じく乗れなかった人のなかに英語が堪能な日本人女性がいて、

まとめて手続きをしてくださったのです。

乗れなかった日本人9名ご一行、旅は道連れです。

これが清水さんと私二人だけだったらどうなってたことやら・・汗

無事15時10分発に振替えることができました。

この後また遅延の連絡が入ったので、

先ほどのシチズンさんのご厚意でラウンジにご一緒させていただきました。

さっとお腹を満たして出てくると、今度はさっきまでの搭乗の人だかりがなくなっている!

ここを逃したら最後と猛ダッシュしたのは言うまでもありません。

フランクフルトで清水さんと私の荷物が別々のカーゴ車に・・

荷物がとっても心配な私は証拠写真を撮りました。

そういえば、ジュネーブからフランクフルトまでの景色は素晴らしかった!

帰りは疲労困憊、あまり覚えていません。

11時25分に無事羽田に到着、したのですが、

乗るはずだった10時半発の宮崎行は当然出発済み。

またまた遅延で振替の手続きをして(今度は日本語だから任せて)

13時20分発で帰れることに。

しかし!それも遅延と出たときはもう笑っちゃいました。

もしかして、私たちのせいじゃなかろうか?という疑念まで・・

結局20分遅れで、どうにか宮崎に帰ってきました。

さて、心配だった荷物は・・無事でした!

これからの日髙本店のトピックスをどうぞ楽しみにしていてくださいね!

早く皆さんにあんな時計やこんな時計をご紹介したいです!

私は時差ボケもさほど感じず、一日休みをもらって帰国の翌々日から通常運転。

行かせてもらった分しっかり働きます!

留守をまもってくれた皆さんありがとうございました。