日髙本店 南九州最大級の高級腕時計・ジュエリー正規販売店

What is OMEGA ?

オメガ、それは最高の達成を意味するムーブメントから始まった

腕時計そのものに興味がない人でも一度は目にしたことがあるであろうΩのロゴマーク、そう、腕時計ブランド オメガ。オリンピックの中継ではスタートの瞬間、タイム経過の確認時、もしくはゴールの瞬間に必ず視線を集める計測機にはΩ オメガのマークが配されています。

さて、このオメガというブランド名ですが、由来を皆さまご存知でしょうか。

一般的にブランド名の多くは創業者の名前に由来しています。例えばブレゲ、こちらは時計の歴史を200年早めたと言われる天才時計師 アブラアン- ルイ・ブレゲのファミリーネームですし、世界最古の時計ブランド ブランパンも創始者 ジャン＝ジャック・ブランパンのファミリーネームから名付けられています。では、オメガもオメガさんが創始者だったりするのでしょうか。答えはノーです。

1848年、スイスでルイ・ブランという時計師が立ち上げた工房からオメガの歴史は始まりました。精度に対する強い情熱を抱いていた彼は高品質な時計を次々と生み出し、数年の間にスイス国内、やがてヨーロッパへと評判が広がっていきました。その後、息子2 人が工房とともに、父親の精度に対する情熱も受け継ぐこととなります。ブラン兄弟は初の量産型キャリバー ラブラドールの開発、世界初のミニッツリピーター機能を搭載した腕時計の製作など世界に衝撃を与えました。※ちなみにこの当時の企業名（ブランド名）は他と同様、自分たちの名前（Louis Brandt & Fils）でした。

「19ライン キャリバー」は、工場規模の製造ラインにより高精度・高性能、均等な高品質を保ち、量産ができるという、今までにない特長をもっていました。また、巻き上げと時刻合わせをひとつのリューズで行える機構、修理・部品交換が簡単に行えるという、現代の時計と同様の設計になっている点も画期的でした。ブラン兄弟は、“究極” の意味を持つギリシャ語アルファベット最後の文字から、このムーブメントを“Ω”＝オメガと名付けました。

オメガがオメガである理由 watch making

未だかつてなかった時計製造の革命 コーアクシャル

現在の時計において、最も一般的に搭載されている脱進機構はスイスレバー式。非常に優れた仕組みで、長年各ブランドにおいても改良を重ねられた結果、とても高い精度を誇ります。ただし、構造上、機能を維持させるためには定期的なメンテナンスが必要不可欠です。

では、コーアクシャル脱進機はこのスイスレバー式とどこが異なるのでしょうか。

発明家であり卓越した時計師であったジョージ・ダニエルズによって1974年に考案されたコーアクシャル。

アンクルをそれまでとは異なる特殊な形状に仕上げ、ガンギ車を同軸に重ねたコーアクシャルは、爪石も3つに増やしたことで、パーツ同士の摩耗を極力減らすことに成功しました。また、大きさの異なるガンギ車を3つ使うことでエネルギー効率もグッと上がりました。それによって時計が高い精度を保つことが可能になったのです。

この画期的な機能は当時から注目を浴びていましたが、製造コストやムーブメント内でのスペース問題などがあり、どのブランドも採用を見送ったそうです。そんな中、特別な関心を寄せたのがニコラス・G・ハイエック氏、そうオメガも属する現スウォッチグループのトップ（当時）でした。

オメガは元々あったキャリバーをベースとして試行錯誤を繰り返し、そしてついに、1999 年コーアクシャルムーブメントを搭載した「デ・ヴィル」が製品化されたのです。このモデルは限定モデルとしての発売でしたが、その後アクアテラに標準搭載され、その安定した高精度を多くの人が実感することになります。（現在はコーアクシャル エスケープメント搭載の自動巻きムーブメント、METAS認定のマスタークロノメーターを実装したモデルが増えています。）

イベント期間、コーアクシャルの構造模型が特別展示されます。

実際に模型を動かして、仕組みをより具体的に見ていただけるチャンスです。

ぜひ、オメガのWatch makingをご体感下さい。

S P E E D M A S T E R

「スピードマスター ムーンウォッチ」は、世界で最もアイコニックなモデルのひとつです。6度に渡る月面着陸プロジェクトのすべてに携帯された伝説のクロノグラフであり、オメガの冒険心あふれるパイオニアスピリットを受け継いでいます。

第4世代のスピードマスターにインスパイアされた、18Kムーンシャイン™ゴールド製ケースとブレスレットを備えた42mmのムーンウォッチは、サンブラッシュ仕上げの段差のある18Kムーンシャイン™ゴールド製ダイアルとブラックのサブダイアルとインデックスが特徴です。オメガ セラゴールド™製タキメータースケールを備えるブラックのセラミック製ベゼルリングは、ドットオーバー90（90の上のドット）を採用しています。

ポリッシュ仕上げの18Kムーンシャイン™ゴールド製ケースバックにはダブル面取りが施され、「FIRST WATCH WORN ON THE MOON」の文字がブラックでエングレービングされています。

ポリッシュ仕上げとブラッシュ仕上げのアーチ型リンク5つで一列を構成するブレスレットが付属する、この42mm のステンレススティール製ムーンウォッチは、フロントとケースバックにサファイアクリスタルガラスが採用されています。

2023年発表の「スピレート™システム」を搭載した初めてのオメガのタイムピースである、ケース径44.25mmのステンレススティール製「スピードマスター」。

ハニカム模様を施したブラックのサンドイッチ ダイアルには、その名に相応しいレーシングスタイルのミニッツトラックがデザインされています。ブラックセラミック製ベゼルリングには、イエローの“グラン・フー” エナメルでタキメータースケールが施されています。

S E A M A S T E R

1948年に誕生した「シーマスター」コレクションは、ひとつひとつが特徴あるスタイルと目的あるデザインをもつ、美しいモデルが揃います。「アクアテラ」のクラシックなエレガンスから、「ダイバー300M」の精巧な機能性まで、卓越のクラフトマンシップと革新の技術をあなたの腕元へ。

旅するためのダイアル

「ワールドタイマー」のディスプレイは、これから向かう旅をインスパイアするためにデザインされています。いずれのモデルにも、オメガのホームタウンであるビエンヌを含む世界の都市名が、ダイアルの周りに存在感のある文字で記されています。

世界を宿した時計

高級感あふれる時計の文字盤の中央には、ヘサライトクリスタルの下に24時間リングが配され、日中と夜間が色で区別されています。その内側には、グレード5 チタン製プレートにレーザー加工で描かれた北極上空から見た地球の姿が。海（アクア）と陸（テラ）が美しいカラーコントラストを成す、息を呑むレリーフです。

1993年の発売以来、伝説的な支持を誇る「シーマスター ダイバー300M」。

現在のコレクションは、この有名な海との伝統の継承しつつ、オメガが誇る最先端の技術とデザインによってアップデートされています。

オメガと海の豊かな歴史にオマージュを捧げる「シーマスター アクアテラ」。

ケースサイズ41mm のこのモデルは、ステンレススティール＆18K ムーンシャイン™ ゴールド製のシメントリーなケースに、エッジが波模様にデザインされたねじ込み式ケースバックを備えています。

DE VILLE ミニトレゾア

ミニ トレゾアは、オメガの最も現代的なレディス コレクションをより洗練させたモデルです。コンパクトなサイズと大胆なスタイルが目をひき、手元を彩ります。

CONSTELLATION

星にインスピレーションを得た、高精度を象徴するウォッチ「コンステレーション」。

ケースに施されたハーフムーンファセットと左右にあるポリッシュ仕上げの爪が特徴です。