〈 Breguet Watch Collection 〉

ブレゲの始祖であり、革新者であるアブラアン-ルイ・ブレゲの意志を継いだ現代ブレゲの発明。
機械式時計ではタブーとされた磁気の力を利用し、重力に強く抗い、高い耐衝撃性能を実現したモデルが遂に登場しました。
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 | 18世紀末から19世紀の初頭にかけて、ブレゲの創業者アブラアン–ルイ・ブレゲによって、時計の調速機は重力の影響を軽減し、優れた耐衝撃性を手に入れました。
「トゥールビヨン」と「パラシュート」機構の2つがそうです。
現代のブレゲも創業者アブラアン–ルイ・ブレゲの革新精神を受け継いでおり、『クラシック クロノメトリー 7727』がそれを体現しています。
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ブレゲが2012年にプロトタイプを公開した『クラシック クロノメトリー 7727』。
毎時7万2000振動の超ハイビートに加えて、ヒゲゼンマイと脱進機にシリコンを採用しています。シリコンの持つ耐磁性があるからこそ、天真の軸受けに磁石を用いてテンプを支える「マグネティック・ピポット」を備えた革新的なモデルが誕生し、遂に2013年市販化となりました。
「クラシック クロノメトリー」には、ブレゲが精通するシリコン素材の技術により、ダブルヘアスプリング(二重ひげゼンマイ)やアンクル、ガンギ車などがすべてシリコン素材で作られ、理想的な精度を得るのに必要な振動数10Hz(7万2000振動/時)という超高速振動が実現されているのです。
しかも高速振動テンプでありながら、香箱に蓄えられた主ゼンマイの動力とシリコン素材による高品質の調速脱進機のおかげで、60時間ものパワーリザーブを確保しています。
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[ ブレゲの革新 ]
Magnetic Pivot (マグネティック・ピボット)
 | 「クラシック クロノメトリー」の最も重要な革新は、『マグネティック・ピボット』にあります。
ブレゲは、マグネティック・ピボットによって時計に悪影響を及ぼす磁気を自在にコントロールし、テン真の軸位置や回転と安定性を改善するために磁気を利用しているのです。 テン真の両端の軸受けに強力な小型のマイクロ・マグネットを組み込み、テン真がつねに軸受けの中心にくるように自動調整される安定システムを開発しました。 こうした人工的な引力で保持されるテン真は、時計のさまざまな姿勢に影響されることはなく、軸は一定の状態を保ちます。
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横方向から衝撃が加わってテン真が中心からずれたとしても、この機構がパラシュート衝撃吸収装置のように働き、テン真を元の位置に戻します。
その結果、テンプは重力の影響を受けず、より安定し衝撃にも耐えるものになりました。これらの革新的な技術により「クラシック クロノメトリー」は、日差の平均が-1/+3秒の精度を実現し、COSC認定クロノメーターの基準をも凌ぎます。
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Classique Chronométrie 7727 クラシック クロノメトリー 7727
ケース :径41mm、18KRGケース
ムーブメント :手巻き、キャリバー574DR
パワーリザーブ :60時間
ストラップ :レザーストラップ
ケースバック :シースルーバック
防水性能 :3気圧防水
ダイヤル :5時位置にパワーリザーブインジケーター 12時位置にスモールセコンド 1時位置に10分の1秒カウンター
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