18の意味
今年2024年7月17日に、金の1gの相場が13,743円を記録しました。
近年の価格の上昇や、資金・ジュエリーとして需要が高まってきている金。
先日に放送された某番組で金ゴールドの世界をご覧になった方も多いのではないでしょうか。
金の話をする上で、よく見聞きするのが、18金やK18の言葉だと思います。
みなさまは「18」の数字が何を意味するのかご存じでしょうか。
この18の数字の意味は、どのくらい金が含まれているかの割合、
つまり「純度」になります。
18金(K18)は24分の18で75%の純度、
24金(K24)は100%(99.99%)の純金となります。
純度と聞くと、24金(純金)の方がいいのではないか?と思われるかもしれませんが、
金は純金のままでは柔らかすぎて、ジュエリー等の加工に適さないため、
他の金属を混ぜて強度を高めています。
さらに、銅やパラジウム等の金属を加えてることで、
ピンクゴールドやホワイトゴールドなどのさまざまな色味を出しています。
また、「K」はKarat(カラット)の意味で、純度を表す単位です。
【刻印別金の純度】
24金(K24)(1000)=99.99%
22金(K22)(917)=91.7%
18金(K18)(750)=75%
14金(K14)(585)=58.5%
10金(K10)(417)=41.7%
さて、ここで不思議に思うのが、100%のように100分率ではなく
なぜ24分率を用いているか、だと思います。
100分率はラテン語の「Per centum」が起源とされていますが、
24分率はそれよりももっと古来の紀1元前6000年前のメソポタミア文明まで遡ります。
1日が24時間というのもこの24分率に基づいているのです!
メソポタミア文明から人類と金の歴史が始まったとされているので、
この24分率が用いられたといわれています。
時間とも関りのある24分率…奥が深いです。
みなさまのお持ちのジュエリーや時計にはどんな刻印がされていますか?
ご覧になってみると、面白い発見があるかもしれません^^
本日のひと:川添(日高本店プロショップ 勤務)
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