“La vie en rose!” (ラヴィアンローズ)
全国的に梅雨入りの時季となりました。
皆様お変わりありませんか。
今回のトピックは「薔薇」について。
実はわたくし、植物の中でいいますと無類の薔薇好きでございます。
数十年前から、独学で薔薇の研究をしており、
お洋服のモチーフ、生地のプリントをはじめ、
薔薇の色からインスピレーションを得てデザインすることが多く、
時間あれば薔薇を観察・撮影しておりました。
「薔薇」を観察していると、香りも相まって優雅で幸せな気持ちなります。
特に早朝、朝露を纏った花びらの中心に鼻を近づけて匂いを嗅ぐと、
薔薇それぞれの異なる瑞々しい香りを確認することができます。
そして、薔薇には様々な品種群があります。
・Climbing rose(クライミング・ローズ)
バラの中でもツルが2m以上に伸びるタイプの系統。
・Hybrid Perpetual(ハイブリッド・パーペチュアル)
「四季咲き」という特徴を持つ品種群。
・Hybrid tea(ハイブリッドティー)
主に大輪で四季咲き、「ハイブリッド(交配種)」と
「ティーローズ(香りの強いバラ)」を掛け合わせた品種群のことで、
世界的に人気のある系統。
・floribunda(フロリバンダ)
ポリアンサローズ(polyantha)とハイブリッドティーローズ(hybrid tea rose)を
交配させて生まれた系統。
などなど、その他にも多くの品種が存在します。
今回は、わたくしのお気に入り:3種類の薔薇を撮影した写真と共にご紹介いたします。
写真の下に、薔薇の名前・品種等を載せております。
読んでいただけると幸いです。


【”Kinda Blue”カインダブルー、(German Rose)ドイツ、(Hybrid tea)ハイブリッドティー】


【”Pierre de Ronsard”ピエール・ド・ロンサール、(French Rose)フランス、(Climbing rose)ツルバラ】

【”Frau Karl Druschki”フラウ カール ドルシュキー、(German Rose)ドイツ、(Hybrid Perpetual)ハイブリッド・パーペチュアル】
ところで、タイトルのフランス語: “La vie en rose!” (ラヴィアンローズ)は、
「vie」とは「人生」、「rose」とは「薔薇」の意味で、
日本語でいうと「薔薇色の人生」というニュアンスになります。
これからも「薔薇色の人生だったなぁ~(人生悔いなし)」と思えるよう
日々を大切にしていきたいです。
本日のひと:中森(日髙本店 勤務)
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※2022年6月より毎週水曜日は定休日となります。
(水曜日が祝日の場合、前日の火曜日が定休となります)
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