サントスの魅力
今月もやってまいりました。
カルティエ担当松本です。
9月に入ったというのに、まだまだ暑い日が続きますね…。
少し外に出るだけでも汗だくの日々。
私は最近ようやくハンディファンをゲットしたのですが、
皆さんは暑さ対策どのようにされてますか?
私はとても暑がりさんなので、おすすめがあればご来店された際にぜひ教えてください!
さて本題に入ります。
先月のブログでは、カルティエを代表するコレクションのひとつ「サントス」から、
サントス デュモン マイクロローターをご紹介しました。
1904年に誕生したサントスの歴史や、
飛行家アルベルト・サントス=デュモンのために作られたという誕生秘話。
そして、薄型のケースに収められた精巧なムーブメントや、
サントス デュモンならではのエレガントな佇まいについてご紹介しました。
今回は、そんなサントスの中から、また違った魅力を持つ一本をご紹介します。
それが、「サントス ドゥ カルティエ WSSA0076」です。
同じサントスという名前を持ちながら、
サントス デュモンとはまた異なる存在感を放つWSSA0076。
歴史を感じさせるアイコニックなデザインを受け継ぎながら、
現代のライフスタイルに寄り添う実用性も備えています。
こちらも毎回サントスのご紹介をさせて頂く際に必ずお話しているのですが
改めて誕生秘話をお話させて下さい。
サントスの始まりは、今から100年以上前。
サントスの歴史は1904年に始まります。
当時、飛行家として活躍していたアルベルト・サントス・デュモン。
彼は飛行中に時間を確認するため、ポケットから懐中時計を取り出す必要がありました。
しかし、操縦中に懐中時計を取り出すという行為は決して簡単なものではありません。
そこで友人でもあったルイ・カルティエが、サントス・デュモンのために
腕に装着して時間を確認できる時計を製作しました。
これが、後の「サントス」へと繋がっていきます。
当時はまだ腕時計そのものが現在ほど一般的ではなかった時代。
一目で「サントス」と分かる、唯一無二のデザイン。
サントスを語るうえで外せないのが、その特徴的なケースデザインです。
スクエアを基調としながら、角には柔らかな丸みを持たせたケース。
そして、ベゼルに配置されたビス。
このビスは単なる装飾ではありません。
サントスのデザインを象徴する重要なディテールとして、現在まで受け継がれています。
サントスはあえてビスを見せるデザインです。
そこには、機能的な要素をデザインへと昇華させるカルティエ独自の美学があります。
この特徴的なデザインによって、遠くから見てもサントスだと分かるほどの個性が生まれています。
流行に左右されることなく、長く愛用できる時計を選びたい。
そんな方にとって、この普遍的なデザインは
シーンを問わず年齢を問わず着けて頂けるのでオススメです。
そして、今回のWSSA0076で特に注目したいのが文字盤です。
採用されているのは、グレー文字盤です。
ブラックに近い深みを持ちながら、光を受けることで豊かな表情を見せるカラーです。
ブラックの時計は存在感が強く、場合によっては少し重たい印象になってしまうことがあります。
一方で、グレーはブラックほど強く主張せず、シルバーほど軽やかでもない。
その絶妙な中間色が、WSSA0076に落ち着きと品格を与えています。
さらにサンレイ仕上げによって、光の角度に応じて文字盤が表情を変えます。
正面から見たときには落ち着いた印象。
光が差し込めば、文字盤に繊細な輝きが生まれる。
時計を眺めるたびに異なる表情を楽しめるのも、この文字盤ならではの魅力です。
グレーだからこそ、幅広いスタイルに合わせられる。
WSSA0076のグレー文字盤は、ファッションとの相性という点でも非常に優れています。
ブラックのスーツにはもちろん、ネイビーやグレーのスーツにも自然に馴染みます。
一方で、休日にシャツやニット、ジャケットなどと合わせても、
時計だけが浮いてしまうことがありません。
高級時計というと、どうしても「特別な日に着けるもの」というイメージがあります。
しかしサントスは、ラグジュアリーウォッチとしての品格を持ちながら、
日常のスタイルにも取り入れやすいコレクションです。
フォーマルなスタイルからカジュアルなスタイルまで。
一本の時計をさまざまなシーンで楽しみたい方にとって、非常に使いやすいモデルです。
デザインだけでなく、WSSA0076には実用的な機能も備えられています。
そのひとつがデュアルタイム機能です。
2つの異なる時間帯を確認できるため、
海外との仕事が多い方や、海外旅行を楽しむ方にも便利な機能です。
サントスの誕生が「飛行中でも時間を確認できる時計」という実用性から始まったことを考えると、
非常にサントスらしい進化とも言えます。
100年以上前、サントス=デュモンが求めたのは「飛行中に時間を確認できること」。
そして現代のWSSA0076が提供するのは、グローバルな生活の中で複数の時間を把握する便利さ。
時代が変わっても、実用性を追求するというサントスの精神は受け継がれています。
もうひとつWSSA0076の魅力として挙げたいのが、ストラップによるスタイルの変化です。
メタルブレスレットを装着した状態では、サントスらしいシャープさと存在感が際立ちます。
スーツスタイルに合わせれば、腕元を引き締めるアクセントに。
一方、グレーのアリゲーターレザーストラップに変更すれば、
より落ち着いたエレガントな印象になります。
さらにQuickSwitchシステムによって、ストラップを簡単に交換できるのもポイント。
一本の時計でありながら、シーンや服装に合わせて雰囲気を変えられます。
時計を購入するときには、文字盤やケースだけに目が行きがちですが、
実際に長く使っていく上では「どんな服装に合わせられるか」も重要です。
存在感のあるケースに、実用的なデュアルタイム機能。
さらにブレスレットとレザーを使い分けることで、日常のさまざまなシーンに対応できます。
カルティエの時計を初めて選ぶ方にも、
すでにお気に入りの時計をお持ちの方にも、
ぜひ一度実際に腕に乗せていただきたい一本です。
ぜひ店頭で、その存在感と美しさを実際にお確かめください。

品番: WSSA0076
価格: ¥1,834,800 税込
2026.08.31時点
本日のひと:松本(日髙本店プロショップ 勤務)
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