誕生石
「誕生石」というものをご存知ですか?
誕生石(たんじょうせき)は、1月から12月までのそれぞれの月にちなむ宝石のことです。
自分の生まれた月の宝石を身につけると幸せが訪れる、願いが叶うと言い伝えられています。
誕生石の起源には諸説あり、『出エジプト記(旧約聖書)』に出てくるイスラエルの祭司長の
胸当てにはめ込まれた12種類の宝石や、『ヨハネの黙示録(新約聖書)』で描かれている
聖都城門の土台の石(12個)が現在の誕生石の基礎になっているようです。
日本で一般的に知られている誕生石は
1月 ガーネット
2月 アメシスト
3月 アクアマリン 珊瑚
4月 ダイヤモンド
5月 エメラルド 翡翠
6月 パール
7月 ルビー
8月 ペリドット
9月 サファイア
10月 トルマリン オパール
11月 トパーズ
12月 ターコイズ ラピスラズリ タンザナイト
※ちなみに、国によって誕生石が一部異なります。
ということで、来たる4月は「ダイヤモンド」の月。
ダイヤモンドという名前は、ギリシア語で無敵を意味する言葉「アダマス」が
由来だとされています。ローマ軍の指揮官であったプリニウスによる
「プリニウスの博物誌」でも「adamas(アダマス)」と記されています。
否定を表す「a」と征服するという意味の「damazein」を合わせた
「adamazein(何にも征服できない)」が由来だとする説もあるようですが、
どちらにしても語源のもつ意味合いは同じです。
今ではどちらかというと女性が身につけているイメージが強いかもしれませんが、
無敵とも言える硬さを誇るダイヤモンドは、魔除けやお守りとして男性が身につけていたとも、
古代ローマの王などが戦いのときに身につけていたとも言われています。
例えば、使わずに仕舞い込んだダイヤモンドのエンゲージリング、
最近つけていなかったなというようなダイヤモンドジュエリー、
お持ちではないですか?
せっかくなので久しぶりに身につけてみてはいかがでしょう。
誕生石が4月の方だけでなくても大丈夫です。
その月の宝石を身につけたり、その宝石が持つパワーを借りたい時に身につけたり。
キラキラとした永遠の輝きも、何ものにも征服できない硬さをも味方にして、
これから始まる4月を楽しみましょう。
本日のひと:日髙 真理(本社 勤務)
身につける前にクリーニングしないと・・・。
私の誕生石は真珠(6月)だけどダイヤモンドはやっぱり憧れの宝石です。
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