懐かしの銀座
今年はSEIKO 創業140周年にあたります。
創業者である服部金太郎は1860年10月9日、現在の銀座に生まれました。
時計店で時計の修理や販売を学び、1881年、「服部時計店」
(現在のセイコーホールディングス株式会社)を創業しました。
そして、1947年、服部時計店の小売部門の業務を継承して
株式会社 和光が設立されました。
現在の和光本館は「銀座の顔」として有名です。
今回は時計から離れて、東京時代の銀座の思い出を、
少し書きたいと思います。
今から20数年前、私の職場は銀座でした。
当時は高級ブランドショップもありましたが、日本の企業も勢いがあり、
デパート、小売店も賑わいをはくしていました。
ランチも一人5,000円とかガイドブックなどに普通に載っていました。
また、NHKのサラメシにでてきそうな、
老舗のお店の入った雑居ビルも沢山ありました。
ランチの相場はだいたい1,000円でコーヒーなしがほとんどでした。
当時の職場では、お昼になると、本部長の掛け声で、室長、販売部長、
仕入部長他、総勢4人から10人くらいで、ランチに行ってました。
本部長はランチの美味しい店を多く知っていたので、
皆、納得してついていきました。
月曜だと、おじいちゃん、おばあちゃんがやっているかき揚げのお店、
火曜だと、焼き鳥屋さんがやっている焼き鳥丼ランチ。
水曜は九州料理のお店で水曜のみ限定ちゃんぽんなどなど。
銀座には沢山、サラリーマン御用達のお店が沢山ありました。
また、たまに本部長が今日は弁当にしようというときがあり、
希望者から1,000円ずつ集めて、三越のデパ地下まで買いに行きましたが、
これがまた大仕事でした。
豪華で美味しそうで、1,000円で収まるお弁当を短時間で
決めなければならないということで。
幸いにも、いつも皆、喜んでくれて助かりました。
職場は銀座6丁目で中央通りや晴海通りにすぐのところでした。
今では高級ブランドショップが立ち並びかなり変わっています。
今度は当時のオフの銀座のお店を書いてみたいです。
写真は5年ほどまえの家族旅行のものです。
和光をバッグに。
三愛をバッグに。
本日のひと:行實(日髙本店プロショップ 勤務)
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