316
皆さまは3月16日で何を思い浮かべますか?
国立公園指定記念や財務の日、ビタミンの名称が定着したりと
記念日や出来事が色々とありますが、
時計好きの方なら「316」の数字をどこかで見たことがある方も多いはず。
そう!
時計のケースやバンドに使用されている素材が
ステンレススティール『316』ですなんです!
今回は316に因んで、ステンレススティールの特徴についてご紹介したいと思います♪
(マニアックな話でごめんなさい。笑)
そもそもステンレススティールとは、
スプーンやフォークなどの銀の代わりになる素材を、と20世紀初頭に発明されました。
窓枠や台所のシンクなどの日常的に使用されるステンレスから
熱、海水、摩擦に強いステンレスと約1000種類あると言われています。
現在、時計のステンレスの素材には大きく分けて3つ、
304、316、そして904の種類があります。
では、なぜ時計に使用されるステンレスが上記の3種類なのかというと、
産業物のステンレスには介在物が多く磨くと表面に介在物が見えるため、
時計には性質の良い特別な高級ステンレスを使用している
というのが大きな理由と言われています。
一般のステンレスよりも、
・耐水性に優れており、錆びにくい
・強度が高い
・低金属アレルギー
また、
304:耐食性に優れている
316L:304よりも更に耐食性に優れている
(Lはローカーボンの意)
904L:316Lの性能をさらに改善し、スーパーステンレスと呼ばれている。加工が難しい。
といった特徴がございます。
いかがでしたか?
その他にも優れた性能や素材ごとの特性もございますので、
皆さまがご愛用されてる時計の素材がどのような特徴があるのか
調べてみるのも楽しいかもしれませんね。
本日のひと:川添(日髙本店プロショップ 勤務)
暖かくなって来て嬉しい♪
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