暑中お見舞い申し上げます
少しずつ書き物をする習慣が薄れてきている今日ですが、
手書きのメッセージをいただくと嬉しい気持ちになりますよね。
この時期のお手紙のひとつが、「暑中見舞い」です。
そもそも暑中見舞いとは、
厳しい暑さが続く梅雨明け(小暑の7月7日頃)から立秋(8月7日頃)の前日までの時期に、
遠くにいる家族や親戚・友人など、お世話になった方へ、
相手の体調を気遣ったり、自分の近況を伝えたりするものです。
江戸時代からの習慣といわれており、お盆にご先祖様の霊に
お供え物を持って里帰りする習慣に由来しています。
相手を思いやるお手紙だからこそマナーもしっかり押さえておきたいですよね!
暑中見舞いを書くときのポイントは、
1. 挨拶
2. 時候の挨拶
3. 主文
4. 締めの言葉
5. 日付(季語)
相手を気遣う言葉や自分の近況等を書きます。
また筆記用具は、毛筆や筆ペン、万年筆が好ましいです。
…と、マナーをお伝えしましたが、気持ちが伝わるのが一番ですので、
送る相手を思い浮かべながら楽しくお手紙を書くのが、
受け取った方も喜んでいただけると思います♪
今年の夏は、筆を執ってみてはいかがですか。
(※因みに、立秋を過ぎると「残暑見舞い」になりますので、お気を付けください。)
MONTBLANC
万年筆ホワイト トリビュート
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