もう一つの特攻基地
2023年2月某日。
鹿児島県南さつま市の『万世特攻平和祈念館』に行って来ました!
宮﨑ICから高速に乗り、都城ICで降りて10号線を南下、
末吉財部ICで高速に乗り長い時間さらに南下し、
谷山ICで降りて下道を使い、約2時間40分で到着しました。
鹿児島には特攻基地が2カ所あり、『知覧特攻平和会館』が有名ですが、
南さつま市の『万世特攻平和祈念館』は自分はつい最近まで知らない存在でした。
知覧からは車で約30分の距離。
敷地は知覧ほど大きくはないですが、特攻隊員5名が子犬と写っている写真は、
万世に来る前から知覧で見ていた為、脳裏に残っていました。
1Fは海から引き揚げられた『零式艦上戦闘機52型丙(A6M5C)』が中央に配置され、
海の中に沈んでいるようにディスプレイされています。
その周りには、いろんな説明の看板や展示物、
引き上げられた戦闘機の残骸などが並べられていました。
2Fは、写真撮影禁止区域になっているので写真はありませんが、
特攻隊員の写真や遺書、特攻隊員を支える方からの手紙や人形、
戦争を忘れてはいけない…伝え続けなければいけない思いが伝わる展示物が多くありました。
ここで、私の便利ツール『ウィキペディア』で、
『万世特攻平和祈念館』を検索してみると…
南さつま市立『万世特攻平和祈念館』(みなみさつましりつ ばんせいとっこうきねんかん)は、
鹿児島県南さつま市にある戦争資料館である。
太平洋戦争末期に特攻で戦死した万世陸軍飛行場の航空隊員201名を祈念し、
1993年(平成5年)に開館した。
昭和20年に万世飛行場で教官を務めた人物が中心となって、
戦死した同志の慰霊のために設立された。
1945年5月26日に撮影された第72振武隊の写真(いわゆる「子犬を抱いた少年兵」の写真
前列左より、早川勉伍長、荒木幸雄伍長、千田孝正伍長。
後列左から、高橋要伍長、高橋峯好 伍長。
『万世特攻平和祈念館』を訪れて、戦争の悲惨さを改めて実感し、
戦争は何も生まない事を再認識させられました。
ただ、特攻隊員たちの行動が、今の時代を作ってくれたのは言うまでもありません。
なので、今後は戦争を絶対…しない、させない、許さない!と、心に思いました。
是非『知覧特攻平和会館』に行かれましたら、
車で約30分の距離の『万世特攻平和祈念館』もお立ち寄りください。
それでは、良い2023年3月をお過ごし下さい。
本日のひと:緒方(日髙本店プロショップ 勤務)
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