今世紀最高のマスターカッター
ゲリラ豪雨に猛暑、日本の夏は毎年亜熱帯化しているようですね・・・。
先日の豪雨により、被災された皆様、心よりお見舞い申し上げます。
まだ、梅雨明け前なので各地の被害が拡大しないよう、
また更なる被害の出ないよう祈るばかりです。
さて先日、一枚のFAXが弊社に届きました。
それは、今世紀最高のダイヤモンドマスターカッターとして称された
『ガビ・トルコフスキー氏』が、2023年5月28日、
83歳で永眠されたという訃報でした。
驚きもありましたが、カビ・トルコフスキー氏が
宮崎のこの地に来られたことを懐かしく思い出し、
改めて『カビ・トルコフスキーコレクション』にスポットを当てなければと思い、
今回ご紹介いたします。
カビ・トルコフスキー家は、ベルギーのアントワープで
200年以上続くダイヤモンドの名門の家柄です。
その中でガビ・トルコフスキー氏は、
一族屈指の技術を持つと言われた6代目です。
最も有名なのが、歴史上もっとも大きく綺麗なダイヤモンド
“センティナリー・ダイヤモンド”ではないでしょうか。
1986年デビアス社により南アフリカのプレミア鉱山において
史上最大級のカラーレスダイヤモンドの原石が発見されました。
その重量は原石の状態でなんと599カラット!
(ミニマンゴー位の大きさかな)
デザイン・カット・ポリッシュの最高責任者のカビ氏は、
ダイヤモンドに毎日語り掛け3年もの歳月を経て
273.85カラット、247面のファセットを持つダイヤモンドとして完成。
現在でも世界最大のDカラーフローレスダイヤモンドです。
びっくりするほど大きいダイヤモンドです。
またセンティナリー・ダイヤモンドと並んで有名なのが、“ゴールデンジュビリー”。
ファンシーイェローブラウンのカラーをした545.65カラットの、
研磨済みダイヤモンドの中では世界最大です。
ガビ氏は、こう言います。
『私は人生をダイヤモンドの輝きの為に捧げてきました。
世界最大のダイヤモンドでも個人のお客様の向けのダイヤモンドでも
私は全てのダイヤモンドに対して、全く同じように接します。
このダイヤモンドの美しさをどうすれば表すことができるのか・・・と問いかけながら』
この美しいカビ・トルコフスキーコレクションは、
ガビ氏が原石の状態から一つ一つ語り掛け、
ダイヤモンドが最も輝けるカットにたどり着いたもの。
世界でたった一つの宝物です。
そんな貴重な宝物、ぜひ皆さんも手に取って
ダイヤモンドに語り掛けてみませんか?
中でもガビハートと呼ばれるハートシェイプのダイヤモンドは、
人間の心の底にある愛を表現しています。
一つ一つ違うハートの形はそれぞれの『愛』ですね。
『愛が輝くダイヤモンド』
あなたの愛はどんな形ですか?
※本日7月12日は水曜日のため定休日となります。
店舗は営業しておりませんのでご注意ください。
本日のひと:緒方 美穂(日髙本店 勤務)
日髙本店
TEL 0985-26-1101
mail honten@hidakahonten.jp
※2022年6月より毎週水曜日は定休日となります。
(水曜日が祝日の場合、前日の火曜日が定休となります)
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