辰
このたびの災害に対し、心よりお見舞い申し上げます。
皆様の一日も早いご再建をお祈りいたします。
さて今年は辰年ということで、
新年の挨拶等で「辰」について話す機会も多かったのではないかと思います。
ここでふと疑問が。
辰、龍、竜
この3種類の違いがイマイチ分からず、この度調べてみました。
辰
「辰」は十二支の一つで「草木が成長して、形が整ってくること」を表す漢字です。
農作物の成長を表す十二支は「子丑寅卯辰」と進み、
「種」から成長していることが分かります。
「辰」も又、人名に多く使われる漢字になります。
「辰五郎・辰雄・辰夫・辰子・辰之助・辰一郎・辰巳柳太郎」などがあります。
また、「辰」は農作物に関係していますから「農」にも使われています。
龍
「龍」は想像上の動物。
体は大蛇に似て、背に八一の鱗(うろこ)があり、
四足に各五本の指、頭には二本の角があり、
顔が長く耳を持ち、口のあたりに長いひげがあり、
喉下(のどもと)に逆さ鱗がある。
水に潜み、空を飛んで雲を起こし雨を呼ぶ霊力があるとされています。
竜
龍の字が簡略化されたものです。
簡単ではありますが。
十二支が決まった理由などは有名な話ですが、
うっすら記憶に残っているくらい・・・といった方が
いらっしゃると思いますので、改めてご紹介させていただきます。
十二支の順番を決める立場にある者(お釈迦様や神様など)が、動物たちを召集する。
決定は先着順であると伝えられ、ネズミはライバルを減らす、
牛にしがみついて移動の労力を減らすなどの策略により、見事1番手となる。
一方ネズミの策略に利用された牛は、足が遅いことを自覚しており、
早起きして召集に応じた結果2番手となる。
こうして他の動物も順次到着し十二支の動物が決まるが、
ネズミの謀略によって猫は一日遅れて来てしまい、
それ以来猫はネズミを恨み、追い回すようになった。
細部においてはエピソードが追加されることもある。
例えば、イノシシと犬は自分の脚力を過信した結果、
寝過ごしてしまい11番手と12番手になってしまったという話があり、
「早起きは三文の徳」という教訓話になっている。
他にも、猿と犬の仲が悪く、いがみ合っていたところを
ニワトリが仲裁しながら到着したため、
猿と犬の間にニワトリが入ることになった話、
神が「十支」で締め切ろうとしたところ、
イノシシが体当たりによって神の居所の門を破壊し
強引に押し通ったが、イノシシが突進のショックで
一時的に失神した隙を突いて犬も飛び込んでいたという話もある。
※これら諸説あります。
年初めには毎年干支の話になると思いますので、
この説をトークのネタに使ってみてはいかがでしょうか。
1月27日-28日の期間で、珊瑚と真珠のフェアが行われます。
その場にももしかしたら干支関連のものがあるかもしれません。
本日のひと:日髙颯見(日髙本店プロショップ 勤務)
===========================
日髙本店プロショップ
TEL 0985-26-1102
mail h-info@hidakahonten.jp
※2022年6月より毎週水曜日は定休日となります。
(水曜日が祝日の場合、前日の火曜日が定休となります)
日髙本店プロショップインスタグラムはこちら。
※「来店予約」をご利用の方はこちらのフォームから。