30年
先月、福岡へ帰省しました。
「みち旅」も始まり高速を走って途中に宮原ICへ。
そこで必ず購入するのが小籠包です。
幼少期から食べていたこともありなつかしさと安定のおいしさ。
ただ近年の物価高騰の影響か高くなったなと実感。(でも買っちゃう!)
小籠包に続き次に向かった先は蒲鉾。
大川市にありますが1855年から続く老舗の蒲鉾店です。
そこで私がいつも購入するのはちぎりかまぼこです。
ごぼうや玉ねぎが練り込んであり触感が楽しめてとても美味。
その後、家についてリビングでゆっくりしていると叔母から、
「床の間行ってきた?」と言われ、
まだ行ってなかったので仏壇に拝みがてら床の間に行くと。
そこに飾ってあったのはお雛様たちでした。
ここ何年かは飾ることがなかったようですが、
今年は叔母が気合い入れて眠っていたお雛様を飾ったそうです。
写真では二段になっておりますが実際は七段。
また、写真では分かりづらいですがお雛様たちも相当大きいです。
聞くとこによると、お雛様選びの際に着物のお色は赤や単色系もあったそうですが、
長く見据えて当時では珍しい淡い色で揃えたそうです。
そして、次の間には。
福岡では「さげもん」と言われ、一般的には吊るし雛や吊るし飾りとも言われます。
来年は雛壇も7段すべて飾って祝おうと予定を立ててるんだとか。
その時代のトレンドや流行を楽しむことも良いですが、
永く愛用するからこそ、本物を選んだからこそ流行廃りに左右されない。
30年ものの雛人形ですが、
優しい顔と着物は現代の今に至ってもとても素晴らしく素敵に感じます。
また来年お会いしましょう。
本日のひと:清水良平(日髙本店プロショップ 勤務)
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