流しそうめん
夏の日盛りに木陰の恋しい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
暑さが続くと、さっぱりとした食べ物を欲する方も多くいらっしゃるかと思います。
夏の食べ物の風物詩といえば、冷やし中華やかき氷、うなぎなど様々ありますが、
みなさまは宮崎発祥の夏の食べ物をご存知でしょうか。
冷や汁やレタス巻はご存知の方も多いかと思いますが、
実は、流しそうめんも宮崎発祥なのです!
流しそうめんは、宮崎県高千穂町が発祥の地で、昭和30年に誕生しました。
野良仕事の際に、涼しさを求めて、野外で、湯がいたそうめんを竹に入れて
高千穂峡の冷水で食べていた光景がきっかけといわれています。
それから、地元の企業が昭和34年に商業ベースにのせ、全国に広まっていきました。
風流を感じる流しそうめんですが、由来を知ると当時の夏の暑さを和らげる工夫が覗えます。
なお、宮崎発祥の竹流しの「流しそうめん」とは異なり、
鹿児島県指宿市では、ドーナツ状の容器にそうめんを流して食べる、
テーブル流しの「そうめん流し」があります。
また、七夕にそうめんを食べると願い事が叶うという言い伝えもあるそうです。
※古代中国の伝説が由来
宮崎にお越しの際や願い事を叶えたいとき、涼を感じたいときにはぜひ、
流しそうめんを食べてみてはいかがでしょうか。

本日のひと:川添(日髙本店プロショップ 勤務)
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