ブレゲと航空機
本日は高級時計ブランド「ブレゲ」と航空機とのつながりをご紹介したいと思います。
ルイ・ブレゲ(1880-1955)は航空界の先駆者の一人でした。
この方はアブラアン–ルイ・ブレゲの5代目にあたる人物です。
彼は設立・経営したブレゲ社とともに、
1世紀近くに渡って航空界における主要な役割を演じました。
エンジニア、会社経営者として活躍したルイ・ブレゲは、その生涯において、
ヘリコプターにおける先駆的な仕事、軍用航空への大きな貢献、
民間航空輸送の確立に果たした役割という3つの点で、歴史に名を残しています。
ヘリコプターの前身、ジャイロプレーンで垂直離陸を成功しています。
1935年にはジャイロプレーンの「ブレゲ_ドーラン」が速度(時速108キロメートル)、
高度(158メートル)、航空時間(1時間3分)、ホバリング(10分)という画期的な記録を樹立し
近代ヘリコプターの地位を確立しています。
と、時計の分野と離れていっていますが、
ルイ・ブレゲと時計製造のつながりは切れていません。
時計製造における先祖の功績を誇りに思っていたルイ・ブレゲは、
祖父の時計製造会社を引き継いだブラウン家との交際を続けていたのでした。
航空機製造会社を経営するルイ・ブレゲはブレゲ社に時計機器の注文をしています。
ブレゲの航空機のコックピットにはブレゲの時計が装備されました。
1952年に特別なフライバック機能を備えたもっとも初期のスティール製クロノグラフの1つが
ルイ・ブレゲの会社に販売されたことも、のちの「タイプXX」モデルとなっていたのです。
現在は「タイプXXI」となって。
当店でご覧いただけるフライバッククロノグラフ 「タイプXXⅠ」
3810ST929ZU
ステンレススティール
自動巻
価格¥1,408,000(税込)
「ブレゲ家」凄い家系です。
本日のひと:プロショップの憂鬱な魚釣り師 砂田(日髙本店プロショップ 勤務)
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