宇宙観を垣間見て
おはようございます。
先日、長崎まで行くこととなり、そちらで初めて見る、時計なのか、模型といいますか
珍しい機械がありましたので紹介したいと思います。
「須弥山儀」
長崎の有名な観光スポットになっています、出島にそれは展示されていました。
何だか面白い模型だなと思って、横にある解説を読んでみますと
『仏教の宇宙観による天動説に基づいて作られたもので、時計、カレンダー、
月や太陽の動きを示す天象儀(一種のプラネタリウム)の機構を併せ持った装置です。
ゼンマイを用いた時計機構の動力を装置全体に歯車で伝達して作動させ、
月や太陽などの1年を通しての天体の動き(季節ごとの太陽の位置、
太陽と月の位置関係)を表現しています。』となっています。
出島は、江戸時代での外国との唯一の接点でしょうからそこからはいってくる新しい学問が、
ぶつかり仏教主流(天動説)の日本が、地球説と地動説を前提とする、
西洋近代科学の自然観を論駁するために製作されたものと知り、大変興味深く眺めてきました。
本日のひと:砂田(日高本店プロショップ)
乗っ込みの季節です。ワクワク!
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