調律
先日、第27回宮崎国際音楽祭が開催されました。
普段は楽器に触れたりクラシックを聴かない方でも、
5月は音楽を身近に感じる月になってきたのではないでしょうか。
ちなみに、
ヤマハ・カワイ・ディアパソン・アポロ・クロイツェル・アトラス…
ベーゼンドルファー・ベヒシュタイン・スタインウェイ&サンズ・ブリュートナー…
メーカーの名前なのですが、何のメーカーかご存知ですか?
上は国産のピアノメーカー、下は海外のピアノメーカーです。
音楽に携わらない方でもヤマハ、カワイ、スタインウェイくらいは
耳にしたことがあるのではないでしょうか。
上記以外にもたくさんのメーカーがあるようで、
国産のメーカーもたくさんあるようです。
弾けないけれど、意外と身近に感じる楽器。
実はプロショップの2階にもピアノがあり、色や形はすぐ思い浮かびますが、
知らない事もたくさんあります。
例えば、ピアノの鍵盤、何個あるかご存知ですか?
どのような仕組みで音色を奏でているのでしょう?
鍵盤の数は88個。
個々に1~3本の弦が張っており、総数は220本。
鍵盤に連動したハンマーで弦を叩いて音が発生する仕組みです。
ピアノのパーツは天然素材を多く使用しているので、
摩耗などで音に狂いやズレが生じやすく、定期的なメンテナンスが必要です。
バイオリンやギターなどの弦楽器と違い、チューニングやメンテナンスは
専門の「調律師」が行います。
プロショップのピアノも先日調律を終えたばかり。
タッチや音の違いなどはさっぱりで、そもそも楽譜も読めない私にはよく分かりませんが、
普段見る事のないピアノの内部を覗けたり、調律師さんの作業を見れたのは貴重な体験でした。
チューニングハンマーという道具を使い、自身の耳で音階を聞き分けて音を作り上げていく…
熟練の職人の手さばきは見惚れてしまいます。
調律の機会に出会うのは稀でしょうが、ピアノは常時プロショップの2階にあります。
興味のある方は是非覗いてみてください。
本日のひと:山本(日髙本店プロショップ 勤務)
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