真珠の養殖場
梅雨入り間近の宮崎の空。
例年であればすでに梅雨入りしている頃ですが、今年はまだのようです・・
春から夏にかけ、宮崎の町並みは色鮮やかな花々で私たちの目を楽しませてくれます。
日髙ブログでも色々な花をご紹介する機会が増え、その場所に行ってみたくなりますね！
行ってみたくなる！といえば、以前、真珠の養殖場を訪れたことがあります。
6月の誕生石でもある『真珠』ですが、
今回は弊社日髙本店が取り扱っているアコヤ真珠『WAKANA』について、
どのようなところで採れているのかちょっと皆さんにご紹介したいと思います。
アコヤ真珠『WAKANA』は長崎県の壱岐にある上村真珠で生まれます。
素晴らしい景色と環境です。
上村真珠・養殖場では、真珠の母貝となる貝から育てているのです。
真珠養殖において、母貝づくりはとても大切な作業。
母貝を人の手によって掛け合わせてつくることを、
人工採苗（じんこうさいびょう）と言います。
実は、世界で初めて人工採苗に成功したのが、ほかでもない上村真珠なのです。
今から40年以上も前に、壱岐の半城湾に適したアコヤ貝を作ることに成功し、
今では研究を積み重ね、より優秀な母貝を生産しているそうです。
なんと餌のプランクトンまで自社製らしい・・これはすごい！
この優秀な母貝によって上村真珠のつくる真珠には、
強い輝き（テリ）と真珠層の厚み（巻き）、そして透明感があるのが最大の特徴。
真珠は、母貝に核と細胞片を入れ（挿核）その核に真珠層が巻くことによって生まれます。
一般的な真珠は養殖期間が1年未満なのに対し、
上村真珠では1年以上の養殖期間を経た巻きの厚い越もの真珠ができるのも、
優秀な母貝と真珠を育てる職人、環境があってこそ・・・ですね。
そうして生まれた日髙で取り扱うアコヤ真珠『WAKANA』は、
純国産のこだわりの美しさを持った真珠なのです。
ぜひ、基本のジュエリーである真珠だからこそ こだわりを持ってお選び下さい。
この季節、養殖場では挿核作業の真っ最中。
また、訪れてみたい場所のひとつです。
本日のひと：緒方美穂（日髙本店 勤務）
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日髙本店
TEL 0985-26-1101
mail honten@hidakahonten.jp
※2022年6月より毎週水曜日は定休日となります。
（水曜日が祝日の場合、前日の火曜日が定休となります）
