１８祭

桜舞い散る春

新しい季節に街中がソワソワと感じる今日この頃。

朝、通勤途中で毎朝通る大学の校門には何やら人だかり。

「入学式」と掲げられた大きな文字を隣に

新入生の緊張して少しこわばった笑顔、

それを温かくどこかほっとした笑顔で見つめるご両親。

昔の自分と重ねながら、未来の我が子と重ねながら

朝から新鮮な風を感じられました。

少しは日常の生活に戻りつつありますが、

コロナ過での３年間の学生生活は私達が経験してきた景色とは

大きく違うのではないでしょうか。

「青春ってすごく密なので」

甲子園で優勝した仙台育英の須江監督が多くの事をあきらめなければ

ならなかった全国の学生たちに向けた言葉にすべてが凝縮されていると思います。

「18祭」と言う番組はご存じでしょうか？

2016年スタートし年に1回、時代を彩るアーティストが

18歳世代の為に作った曲を１８歳世代１０００人と

一度限りのパフォーマンスを行うステージです。

過去には今の音楽シーンのトップランナーである

「あいみょん」や「RADWIMPS」などそうそうたるメンバーが参加していますが

2023年は「BUMP OF CHICKEN」

デビューした頃、ちょうど私が18歳世代で多くの曲に

勇気や元気をもらい、紡がれる言葉に色々な事を考えさせられました。

選ばれた参加者には未来に不安を抱く若者、

過去のいじめから新しい自分に生まれ変わりたいと願う若者、

不自由な学生生活の中で忘れられない思い出を作りに来た若者など

色々な思いで集まった1000人。

曲のタイトルは「窓の中から」

期待と不安が渦巻く中、スタートした一度きりのステージは

テレビを通じて見ても圧巻でした。

1000人が合唱する表情は様々で

満面の笑みで歌う姿、

感情が高まり涙する姿、

未来を見据えるようにまっすぐな視線で歌う姿、

各々が自分の思いを爆発させたラストを迎え、

それぞれを讃えあう拍手が鳴りやみません。

重なり合った歌声は密でした。

会場にいた若者達の胸にはそれぞれ大切なものが刻まれたことでしょう。

多くの経験が出来なかったこその、新たな発見がこれから待っているかもしれません。

昔から好きな歌の歌詞にこんなフレーズがあります。

「飛べなくても不安じゃない　地面は続いているんだ

好きな場所へいこう　君ならそれが出来る」

若者に幸あれ　

※本日4月5日は水曜日のため定休日となります。

店舗は営業しておりませんのでご注意ください。

本日のひと：松尾（日髙本店プロショップ勤務）

ウオッチコーディネーター（CWC）資格認定者

日本茶インストラクター

プロショップスタッフ唯一の県外出身（長崎）

時計の事で気になることがありましたら気軽に

お尋ね下さい。（お茶のお話しでも大丈夫）

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日髙本店プロショップ

TEL 0985-26-1102

mail h-info@hidakahonten.jp

※2022年6月より毎週水曜日は定休日となります。

（水曜日が祝日の場合、前日の火曜日が定休となります）

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