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アブラアン─ルイ・ブレゲは1747年、時計つくりの中心地、スイス・ヌーシャテルに生まれました。
当時、時計つくりはまだ時計工業と呼ばれるにはいたっておらず、手作りの時代でした。ブレゲは、わずか15歳にしてすでに腕の立つ時計職人として認められました。 1775年にパリに出たブレゲは、市内のケ・ド・ロルロージュに工房を構えます。
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1780年
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1783年
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1799年
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ローターと二重香箱を備えた初の自動巻時計「ペルペチュエル」を発表 |
ミニッツリピーター用のゴング・スプリングの発明。有名な「ブレゲ針」および「ブレゲ数字」をデザイン
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初の「モントレ・ア・タクト(触覚時計)」の販売
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彼のキャリアは、一連の画期的な機構の発明によって幕を開けました。自動巻機構の開発に成功した「ペルペチュエル」時計や、テンプのテン真を衝撃から守る初の機構「パラシュート」などを筆頭に、多数の機能を搭載した超複雑時計、ブレゲひげぜんまい、モントレ・ア・タクト(触覚時計)、一定張力脱進機、トゥールビヨン調速機等、ブレゲの発明はきわめて多岐にわたっています。時計制作に対するこの偉大な功績により、今日ブレゲは<近代時計の父>と呼ばれています。
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1790年
衝撃吸収装置「パラシュート」の発明 |
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1801年
「トゥールビヨン・レギュレーター」の特許取得 |
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ブレゲは新しい「トラディション インディペンデント クロノグラフ7077」に完全に独立した2系統の輪列を採用しました。一方の輪列は、時間と分との表示用で、テンプの振動数は3Hz、50時間のパワーリザーブが備わります。クロノグラフ機能に結びついた輪列のほうは、経過時間の計測専用になっており、テンプの振動数は5Hz。一段と精細な計測が可能です。 ブレゲの高振動の研究では、テンプの振動数が高いほど、不意にもたらせた外乱が素早く修正され、ほどの安定が得られることがわかっています。これら2系統の輪列は相互に関連していないため、クロノグラフの作動が時計機構に影響を及ぼすことはありません。 |
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トラディション インディペンデント クロノグラフ 7077
手巻き(Cal.580DR)、62石
2万1600振動/時(クロノグラフは3万6000振動)
パワーリザーブ約50時間(クロノグラフは約20分間)
18KRG、直径44mm、3気圧防水
REF.7077BRG19XV
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トゥールビヨンというハイコンプリケーションを搭載しながらも、ムーブメントの厚さが3mmという圧倒的な薄さを誇る「ブレゲ クラシック トゥールビヨン エクストラフラット オートマティック 5377」。 初代ブレゲが1801年に特許を取得した機構「トゥールビヨン」。トゥールビヨンの元祖であるブレゲが、バーゼルワールド2014で発表したこのモデルは、4Hzの高振動で脱進機を動かすことで、重力や衝撃の影響を受けにくくし、さらに磁気帯びしないシリコン製パーツを使用した、徹底的に精度を追求したトゥールビヨン。さらに特許取得のハイエナジー香箱によって80時間ものパワーリザーブを実現している。 懐中時計が使われていた時代、姿勢差によって生じる精度の不安定を解決するための機構として開発されたトゥールビヨン。ブレゲは、動きを楽しむための機構ではなく、「実用性と精度の追求」というトゥールビヨンの本質をこの「クラシック トゥールビヨン エクストラフラット オートマティック 5377」で表現している。 REF.:5377PT/12/9WU |
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ケース径:42mm ケース素材:プラチナ 防水性:3気圧(30m)防水 ストラップ:レザーストラップ、フォールディングバックルムーブメント:自動巻、厚さ4mmのエクストラフラット・トゥールビヨン、トゥールビヨン上にスモールセコンド、番号とBreguetのサインを刻印、cal.581DR、42石 パワーリザーブ:90時間パワーリザーブ、8時30分位置にパワーリザーブ・インジケーター
仕様:ケースバンドにフルート装飾、サファイアクリスタルのケースバック、ケースにロウ付けされたラグとネジ留め式バー、18Kゴールドダイヤル、4種のギョシェ彫り
Breguet -ブレゲ- 公式ホームページはこちら
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http://www.breguet.ch/